研究課題/領域番号 |
16H03803
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 東京家政大学 |
研究代表者 |
相馬 誠一 東京家政大学, 人文学部, 教授 (20299861)
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研究分担者 |
伊藤 美奈子 奈良女子大学, 生活環境科学系, 教授 (20278310)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 子どもの自殺 / 自殺予防教育 / 命の教育 / 自殺予防プログラム / 希死念慮 / SOSの出し方教育 / 抑うつ感 / 海外の自殺予防教育 / 生きる力 / 世界の自殺予防教育 / 自殺予防 / スクールカウンセリング / SOSの出し方 / 校内体制 / 学校回避感情 / 危機対応 / 養護教諭 / いじめ問題 / 家庭状況 / 児童生徒の死生観 / 自尊感情 |
研究成果の概要 |
2020年の児童生徒の自殺者は、499名(小学生14名、中学生146名、高校生339名)であり、前年より160名増加し過去最高になっている(厚生労働省・警察庁2021)。このような現状から児童生徒の自殺予防対策は緊急の課題である。 児童生徒の自殺の背景として、児童生徒の死生観、抑うつ感の高さ、自殺予防教育プログラムの未定着が考えられる。文部科学省の報告書(2007)でも、教師の83%が「生徒向け自殺予防教育プログラム」を望んでいるが、いまだプログラムの定着はなされていない。そこで、本研究は児童生徒の死生観・抑うつ感等の大規模調査を実施した上で、新たな自殺予防教育プログラムをまとめた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は児童生徒の死生観・抑うつ感・自尊感情等の大規模調査(北海道・新潟県・埼玉県・東京都・岐阜県・奈良県・兵庫県等)を小学校5・6年生、中学校1・2・3年生、高等学校1・2・3年生、合計9,890名実施調査した。それらの調査結果を地域性、性差、学年差等を踏まえて分析し考察した。さらに、アメリカ合衆国やイギリスの包括的自殺予防介入プログラムを収集し、国内外の自殺予防教育プログラムの分析と「新たな生命尊重の授業」を開発した。また、包括的な自殺予防教育プログラムを開発・検証し、研究成果を全国各地の教育機関等に発信した。
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