研究課題/領域番号 |
16H03805
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 国立教育政策研究所 |
研究代表者 |
頼本 維樹 国立教育政策研究所, 生徒指導・進路指導研究センター, フェロー (30446249)
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研究分担者 |
滝 充 国立教育政策研究所, 生徒指導・進路指導研究センター, 客員研究員 (50163340)
藤平 敦 国立教育政策研究所, 生徒指導・進路指導研究センター, 総括研究官 (60462157)
中野 澄 国立教育政策研究所, 生徒指導・進路指導研究センター, 総括研究官 (70741940)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
14,820千円 (直接経費: 11,400千円、間接経費: 3,420千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2016年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
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キーワード | いじめ / 追跡調査 / エヴィデンス / 生徒指導 / 比較研究 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、国立教育政策研究所の「いじめ追跡調査」の知見をより確かなものにすることにある。この調査は,1998年から2015年まで年2回ずつ実施されており,対象は一地方都市の全小中学校に在籍する小4から中3の全員であった。本研究では,2016年から2018年まで,新たな市も加えた追跡調査を実施した。 「いじめ追跡調査」は,ランダムサンプリングによらない。理由は,全国規模でそれを実施するには莫大な費用がかかるからである。代わりに,関東地方の一地方都市を日本を代表する市として選び,市内全域の小4から中3全員を対象とした。今回の研究では中部地方の一地方都市を新たに追加し,知見の一般化を図った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究が引き継いだ「いじめ追跡調査」は,国立教育政策研究所が1998年から2015年までの18年間,継続的に実施してきたものであり,いじめに関する学術的調査として高評価を得ている。 文部科学省の「問題行動等調査」が教師からの報告に基づくのに対し,この調査は児童生徒に直接に回答を求めており,単に複数年にわたって継続するにとどまらず,個々の児童生徒の変容を追える調査設計により,実態をより正確に反映したものとして認められてきた。 本研究は,それを2016年から2018年まで3年間延長し,加えて調査地点を2地点に増やしたことで,学術的な信頼性を大きく高めるとともに,教育現場にも寄与するものと言える。
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