研究課題/領域番号 |
16H03997
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅰ
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
友田 基信 北海道大学, 工学研究院, 助教 (30344485)
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研究分担者 |
O・B Wright 北海道大学, 工学研究院, 教授 (90281790)
松田 理 北海道大学, 工学研究院, 准教授 (30239024)
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研究協力者 |
Otsuka Paul H. 北海道大学, 大学院工学研究院, 研究員
Mezil Sylvain 北海道大学, 大学院工学研究院, JSPS海外特別研究員
南本 大穂 北海道大学, 大学院理学研究院, 助教
野村 政宏 東京大学, 生産技術研究所, 准教授
Gusev Vitalyi E. Le Mans大学, ルマン大学音響研究所, 教授
Balogun Olwaseyi Northwestern大学, McCormick工学院, 准教授
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2018年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2016年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
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キーワード | メタマテリアル / フォノニック結晶 / プラズモニクス / Lamb波 / フォノン物性 / プラズモニック結晶 |
研究成果の概要 |
ナノスケールの厚みをもつ板状の固体を伝搬するGHz周波数領域の弾性波を、人工的なフォノニック構造を使って以下のように制御した。微細加工技術で製作可能な曲げ振動ダブルネガティブフォノニックメタマテリアルを設計し、シミュレーション上で負の屈折を確かめた。完全バンドギャップをもつ板状プラズモニック・フォノニック結晶の設計をし、ナノスフェアリソグラフィー法によって試料作製をした。マイクロ球をガラス基板上に敷き詰めたフォノニックメタマテリアル構造上で弾性表面波をイメージングし、バンドギャップを持つことを確かめた。スプリットリング共振器構造における弾性振動による光反射率変化を計測した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来の弾性メタマテリアルの周波数帯よりも高いGHz周波数領域で動作するフォノニックメタマテリアルが実現できることを、シミュレーションや試料作製、光学測定実験によって我々は示した。本研究は、フォノニックメタマテリアルの新しい科学を切り開き、将来的にはMEMS(マイクロマシン)技術との融合させることによって、新しいマイクロスケールの振動制御などの研究につながるものである。
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