研究課題/領域番号 |
16H04047
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
気象・海洋物理・陸水学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
東塚 知己 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (40376538)
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研究分担者 |
山形 俊男 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 付加価値情報創生部門(アプリケーションラボ), その他 (50091400)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
2018年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2016年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
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キーワード | 沿岸ニーニョ現象 / 気候変動 / 大気海洋相互作用 / 海洋物理・陸水学 |
研究成果の概要 |
本研究では、オーストラリア大陸西岸沖に発生するニンガルー・ニーニョ現象の沿岸ニーニョ現象(大陸の西岸沖に発生するエルニーニョ現象のような現象で、海水温が平年に比べて以上に高くなる)のメカニズムをデータ解析やシミュレーションを通して明らかにした。また、発生域に近い場所で異常気象を引き起こしたり、生態系に大きな影響を与えたりする沿岸ニーニョ現象の予測精度の向上に成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
この10年くらいの間に相次いで発見され、メカニズムが完全に理解されていなかった沿岸ニーニョ現象のメカニズムを明らかにすることに成功した。また、沿岸ニーニョ現象は、空間スケールが比較的小さいことから予測することが難しいとされてきたが、本研究の予測に関する研究成果は、沿岸ニーニョ現象が引き起こす様々な異常気象や生態系への影響を軽減することに貢献するものである。
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