研究課題/領域番号 |
16H04378
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計測工学
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研究機関 | 東北大学 (2018-2019, 2021) 東北学院大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
薮上 信 東北大学, 医工学研究科, 教授 (00302232)
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研究分担者 |
小林 伸聖 公益財団法人電磁材料研究所, その他部局等, 研究員(移行) (70205475)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)
2019年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2016年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
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キーワード | 生体磁気計測 / 磁界センサ / 高周波駆動 / 磁性薄膜 / FPGA / センサ / 導体薄膜 / 計測工学 |
研究成果の概要 |
室温で動作し10^-13 T(テスラ)台の磁界検出分解能を有する高周波駆動薄膜磁界センサモジュールを開発した。インピーダンス整合を考慮するデバイス構造にすることで高感度化することを示した。超伝導量子干渉素子(SQUID)に匹敵する高感度とコンパクト性を両立ぢ、室温動作の薄膜磁界センサとして最高レベルのSN比であることを示し、生体磁気計測(心磁界計測)に成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
実用化できれば、脳梗塞の原因とされる心房細動(患者数は国内で推定130万人)を一般病院で診断可能になる。P波はQRS波よりも約1桁小さな信号であり、SQUIDのみで計測可能であることから普及は限定的であった。一般病院等で脳磁界計測による脳内イメージングが可能となり医療(てんかん、外科手術前検査等)および脳科学両面から画期的である。ウエアラブルなセンサシステムに最適な構成であり、日常的に、非接触で、心磁界を計測することで、突発的な心疾患(例えばST偏位等)を検出可能となる。ヘルスケア等の健康チェックに応用可能である。
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