研究課題/領域番号 |
16H04432
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
土木計画学・交通工学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
轟 朝幸 日本大学, 理工学部, 教授 (60262036)
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研究協力者 |
居駒 知樹
江守 央
川崎 智也
青木 義男
大竹 智久
小林 直明
兵頭 知
桐島 弘之
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2018年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2017年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
2016年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
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キーワード | 水上飛行機 / 水上飛行場 / 航空機運航支援 / 交通工学・国土計画 / 水上空港 / 空港工学 |
研究成果の概要 |
本研究は,普及が期待される水上機離着水エリアの運用方法の検討および支援システムの開発を行ったものである. (1)海外での水上飛行場の調査の結果,水上機が多いエリアでは一定のルールが定められ,気象等の情報を提供する仕組みが存在した.(2)国内の水面利用調査では,過密に船舶が航行している東京湾においても,離着水が可能なエリアが存在することがわかった.(3) 離着水に必要な要件を整理し,離着水に適したエリアの抽出方法を提案した.(4)離着水運航支援システムの開発を行い,製作した試作システムを実際に水上機を飛行させて検証したところ,パイロットから安全安心に寄与するシステムであるとの評価を得た.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我が国では,水上機特有の運航に関わるノウハウが不足している.本研究で整理した離着水の諸条件は,水上機離着水場の設置・運用において参考になるもとの考えられる.また,開発した運航支援情報提供システムは,運航者の不安を取り除く効果がある.つまり,安全安心な水上機の運航に大きく寄与できる知見が本研究で得られたと考えている.
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