研究課題/領域番号 |
16H04558
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
反応工学・プロセスシステム
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
向井 紳 北海道大学, 工学研究院, 教授 (70243045)
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研究分担者 |
荻野 勲 北海道大学, 工学研究院, 准教授 (60625581)
岩村 振一郎 北海道大学, 工学研究院, 助教 (10706873)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
2018年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2016年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
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キーワード | 反応・分離工学 / 触媒・化学プロセス / ナノ材料 / 電気二重層キャパシター / 燃料電池 / レドックスフロー電池 |
研究成果の概要 |
本研究では独自に開発した長くて径が小さいカーボンナノファイバーの高効率製造法である液パルスインジェクション法を発展させて、高機能化された、あるいは新機能が導入されたナノファイバー(微小径繊維)を効率よく製造する技術を確立した。続いてこれらの技術によって得られた機能性ナノファイバーを種々の用途で使いやすくするためにシートやモノリス(一体物のブロック)に成型する技術について検討し、得られたシートやモノリスは電気二重層キャパシター等の蓄電デバイスの性能向上のために活用した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
カーボンナノファイバーは高い導電性や機械的強度を有するために非常に着目されている材料であったが、製造コストが高く、長さが不十分である等のために用途が限定されていた。我々は独自の安価な製法によりカーボンナノファイバーの長尺化に成功していたが、本研究でさらに表面積を向上させる等、材料の機能を強化し、種々の用途、特にエネルギーの有効利用には欠かすことができない蓄電デバイスの性能向上に寄与できる材料の開発に成功した。
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