研究課題/領域番号 |
16H04568
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
触媒・資源化学プロセス
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
片田 直伸 鳥取大学, 工学研究科, 教授 (00243379)
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研究分担者 |
辻 悦司 鳥取大学, 工学研究科, 准教授 (80610443)
菅沼 学史 鳥取大学, 工学研究科, 准教授 (90731753)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2020年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2017年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2016年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
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キーワード | 重質油 / 固体触媒 / シリカモノレイヤー / ゼオライト / 芳香族 / 触媒反応 / 固体酸触媒 / モリブデン / 水素化触媒 / 石油有効利用 |
研究成果の概要 |
細孔径が6 nm以上のアルミナ担持シリカモノレイヤー触媒(Si表面密度8 nm-2)は最適化された条件では減圧軽油中の2環以上のアルキル芳香族のほぼ100%からC3以上の長さの側鎖を全て除去することがわかった.芳香族と脂肪族の液相分離も可能で,分離速度因子を明らかにした.ナフタレンからテトラリンへの部分水素化に対しては,分散型(モリブドリン酸由来)酸化モリブデンモノレイヤーによってナフタレンの100%を99%の選択率でテトラリンへ転換された.テトラリンの分解にはモリブデン添加*BEAゼオライトが95%のテトラリン転化率,85%のLPG・アルキルベンゼンを示した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
[1]重質油中のアルキル多環芳香族を脱アルキル化し,[2]脂肪族と芳香族を分離し,[3]ナフタレンをテトラリンに転換し,[4]有用なベンゼン誘導体に転換することを試みた.[1]では有用成分を損なわないこと,分離の障害となる成分を残さないことが必要で,新規なシリカモノレイヤー触媒によって実現した.[2]では課題が速度にあることと対策を示した.[3],[4]にも新規触媒を見出し,高い効率を実証した.
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