研究課題/領域番号 |
16H04571
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物機能・バイオプロセス
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
山田 真澄 千葉大学, 大学院工学研究院, 准教授 (30546784)
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研究分担者 |
関 実 千葉大学, 大学院工学研究院, 教授 (80206622)
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研究協力者 |
串田 正人
古澤 和也
鵜頭 理恵
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)
2018年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2016年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
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キーワード | ハイドロゲル / 細胞培養 / 肝細胞 / コラーゲン / 細胞外マトリックス / マイクロ流体デバイス / 生体組織工学 / 微粒子 / ファイバー / 生体材料 / 生物・生体工学 / 細胞・組織 / バイオマテリアル / マイクロ・ナノデバイス |
研究成果の概要 |
コラーゲンなどの細胞外マトリックス成分を,直径数10 μm程度以下の様々な形状を有する微粒子に加工する技術を開発した。得られた微粒子を培養動物細胞と組み合わせたところ,これらの成分からなる複合型の組織モデルを形成することができ,特に肝細胞の機能を維持・向上できることを明らかにした。また生体の環境における血流を再現した潅流培養系に適用することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
幹細胞技術の飛躍的な向上などを背景として,個々の細胞を組み立てて,機能的な生体組織モデルを作製することの必要性が高まりつつある。そのための激しい技術開発競争が行われているが,本研究で開発した手法は,基本的には細胞を微粒子状のマトリックス成分と混合し培養するだけで,「3次元的で」「細胞密度を制御でき」「機能の高い」生体組織モデルを作製できるため,医療や創薬などの分野における高い応用性を有しているものと考えられる。
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