研究課題/領域番号 |
16H04602
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
船舶海洋工学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
濱田 邦裕 広島大学, 工学研究科, 教授 (40294540)
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研究分担者 |
北村 充 広島大学, 工学研究科, 教授 (40195293)
平田 法隆 広島大学, 工学研究科, 助教 (80181163)
武市 祥司 金沢工業大学, 情報フロンティア学部, 教授 (90291319)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
2018年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2017年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2016年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
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キーワード | 船舶設計システム / 海上物流 / 基本計画 / ビッグデータ / AI |
研究成果の概要 |
本研究では,AISデータ,船舶データ,港湾データ,貿易データ等を統合的に管理する海上物流データベースを構築する.さらに,海上物流データベースを利用して実際の配船を再現できる配船モデルを定義する.配船モデルは荷主モデル・船主モデルおよび船社モデルから構成され,これらのモデルは海上物流に関わる各種データに基づき,統計解析と機械学習を利用することにより定義する.さらに,これらのモデルを利用して新たな船舶が開発・建造された際に,配船計画がどのように変化するかをシミュレートすることにより,船舶の需要予測や基本計画支援への応用を検討した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで造船におけるビッグデータ利用は生産分野やメインテナンス分野が中心であった.本研究は船舶開発戦略においてビッグデータ利用を検討するものであり,造船におけるビッグデータ利用の新たな可能性を提案している. また,造船業は需要の山谷の大きな産業であるが,本研究により船舶開発・建造戦略の検討が可能になれば,造船業の持続的・継続的発展に大きく貢献する.さらに,本研究の成果の戦略的運用により,日本が開発・建造する船舶が新たな需要を喚起することも期待される.
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