研究課題/領域番号 |
16H04644
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
エネルギー学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
加藤 之貴 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (20233827)
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研究分担者 |
佐伯 功 室蘭工業大学, 大学院工学研究科, 教授 (50235090)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2018年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2016年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
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キーワード | 二酸化炭素 / 二酸化炭素再資源化 / 電気分解 / 固体酸化物 / MS-SOEC / 低炭素 / 再資源化 / 個体酸化物電気分解セル / 二酸化炭素資源化 / 固体酸化物電気分解セル / 金属基盤 / 炭素循環 |
研究成果の概要 |
金属基盤固体酸化物電気分解セル(MS-SOEC)を改良し、電気分解性能の向上を進めた。金属基盤にガス拡散向けのμmオーダーの細孔を多数開けた。SOEC本体のアノード、カソード層は大気プラズマスプレー法(APS)を用いた。CO2電気分解試験を行った。目的のCO2の電気分解によるCO、O2の生成を確認し、製作したセルがMS-SOECとして機能することを実証した。当初計画したMS-SOECの製作と、作動実証ができたことで、研究目的を達成したと判断された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
金属基盤固体酸化物電気分解セル(MS-SOEC)でのCO2電界の報告は他に無く、恐らく世界最初の成果と考えられた。なお、反応時の経時変化をSEM,XRD等で観察、測定し、十分な耐久性を確認した。MS-SOECの実証によりCO2の大規模な資源化に道を開いた。
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