研究課題/領域番号 |
16H05113
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 静岡県立大学 |
研究代表者 |
内海 英雄 静岡県立大学, 薬学部, 客員教授 (20101694)
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研究分担者 |
橋本 博 静岡県立大学, 薬学部, 教授 (40336590)
賀川 義之 静岡県立大学, 薬学部, 教授 (90397505)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
2018年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2016年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
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キーワード | MRI / DNP / フリーラジカル / 動的核偏極 / 常磁性物質 / イメージング / 画像診断 / DNP-MRI / ESR レドックス / 酸化ストレス / フィールドサイクル / フリーラジカル画像化 / FC-DNP-MRI / ESR / レドックス / 磁気共鳴画像 / 薬学 / 分析科学 |
研究成果の概要 |
種々の酸化ストレス疾患の発症・病態悪化に深くかかわるフリーラジカルをイメージングする臨床画像化装置の開発を目指して、動的核偏極を利用したDNP-MRI装置の高感度化に向けた基礎研究を行った。既に試作してあった装置の画像データを詳細に解析しDNP-MRI装置の特性を検証すると共に諸外国からの研究報告を含めて原理に遡って数理モデルで解析した。更に新たな基礎データを取得することで、合成体内診断薬を必要としないフリーラジカルイメージング法の開発に有用な基礎情報を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
生体内レドックス代謝の画像診断装置の開発は未だ成功していない。本研究では酸化ストレスの画像診断法を開発するための基礎研究を行った。具体的には、動的核偏極を利用したMRIでレドックス代謝を可視化するためにDNPの原理に基づいて画像データを解析し、数理モデルを作成し他機関からの報告結果を含め検証した結果、高感度化に必要な基礎情報が取得できた。また、新たな「生体内常磁性物質の画像化手法技術」が開発され、新たなMRI画像化法として活用されることが期待される。
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