研究課題/領域番号 |
16H05401
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
宮川 周士 大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (90273648)
|
研究分担者 |
長嶋 比呂志 明治大学, 農学部, 専任教授 (50318664)
|
研究協力者 |
伊川 正人
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2018年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2017年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2016年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
|
キーワード | special construct / pig ROSA26 locus / CD200 / CL-SP-D / CD31 / PQA-18 / Xenotransplantation / Gene-modified pigs / Hybrid gene / Complement / Macrophage / Innate Immunity / バイオ人工膵島 / 異種移植 / 新奇遺伝子開発 / 補体制御因子 / Hybrid / Hybid / 抗凝固因子 / バイオテクノロジー / 移植・再生医療 / 生物・生体工学 / 応用動物 / 遺伝子 |
研究成果の概要 |
トランスジェニックブタ用に(N)CTDMと HLA-Ev(147)を作出した。CTDMは発現が効率的でなく、C1DMとTMに分けた。HLA-Ev(147)は、2A システムを利用してbeta2m を繋いだ。他、CD47とTFPIをPI-anchor に繋いだ。 次に、ROSA26へのknock-inを研究した。CRISPR/Cas9法を用い、3箇所にguide-RNAを設定し、DNA切断効率を判定した。また、新しくCD200とCL-S-Dのマクロファージと、CD31の好中球の制御方法を研究し証明した。更に、PQA-18を検定し、マクロファージの制御に有効であることを証明した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回の我々の研究は、国際的にも独自性が高いものであり、遺伝子改変ブタ作りに有効である。また、ROSA26の座に遺伝子をknockinさせる方法を確立させる事も有効である。更に、新たに異種移植に有効な分子を数々検定し、また免疫抑制剤を研究する事も、この分野に非常に有効と考えられる。 我々がこれらの遺伝子改変ブタを作出できなければ、外国の遺伝子改変ブタを使う事になる。これに伴い、関連する分野も含めて日本のこの分野での立ち遅れが必至となる。逆に、成功すれば、アジアを中心に、アメリカ、欧州への輸出が可能になり、これまで人の死を前提としていた移植医療を根本的に変える事になる。
|