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子宮内膜癌に対する抗サイクリンA分子標的薬開発:新たに同定した化合物の改良の試み

研究課題

研究課題/領域番号 16H05471
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 産婦人科学
研究機関信州大学

研究代表者

塩沢 丹里  信州大学, 学術研究院医学系, 教授 (20235493)

研究分担者 鹿島 大靖  信州大学, 学術研究院医学系(医学部附属病院), 講師 (70464089)
浅香 亮一  信州大学, 学術研究院医学系(医学部附属病院), 助教 (00623688)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2018年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2017年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2016年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
キーワード子宮体癌 / 細胞周期調節因子 / 低分子化合物 / サイクリンA / 化合物X / 子宮内膜癌 / 抗がん剤 / 婦人科腫瘍学 / 分子標的薬 / 創薬 / 抗腫瘍薬 / 抗癌剤感受性
研究成果の概要

近年著増している子宮体癌に対する新たな分子標的療法を開発する目的で、各種細胞周期調節因子の発現を検討したところ、サイクリンA2が体癌の細胞増殖や抗癌剤の耐性に深く関与していることが判明した。このため、サイクリンA2の発現を抑制する薬剤の関発をこころみた。
サイクリンA2の転写能を測定するアッセイを樹立し、低分子化合物ライブラリーをスクリーニングしたところ、サイクリンA2の転写および子宮体癌の増殖を抑制する化合物Xを同定した。さらにこれを構造改変した化合物X1を合成したところ、化合物X1は化合物Xの約10倍の抗腫瘍作用があることが判明し、新たな薬剤として大きな可能性を有すると考えられた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

子宮体癌の増加にともなって、難治性の進行癌が増加している。現在こういった症例に対しては、シスプラチンやタキソールなどによる治療が行われているが、効果は限定的であった。今回我々が開発した化合物X1は、従来までの抗癌剤とはまったく異なり、子宮体癌の生物学特性の解析から開発されたものであり、その将来性は非常に有望であると考えられる。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実績報告書
  • 2016 実績報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2022-01-27  

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