研究課題/領域番号 |
16H05563
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 関西医科大学 (2018-2019) 名古屋大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
藤本 悦子 関西医科大学, 看護学部, 教授 (00107947)
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研究分担者 |
中西 啓介 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 助教 (10464091)
間脇 彩奈 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 助教 (10533341)
竹野 ゆかり 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 講師 (20509088)
玉腰 浩司 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 教授 (30262900)
有田 広美 福井県立大学, 看護福祉学部, 教授 (30336599)
大島 千佳 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 准教授 (30405063)
安藤 詳子 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 教授 (60212669)
菊森 豊根 名古屋大学, 医学部附属病院, 講師 (90402635)
永谷 幸子 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 助教 (90452200)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2017年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2016年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
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キーワード | リンパ浮腫 / 糖尿病 / MR画像 / 超音波画像 / 3Dスキャナー / 血圧 / 血糖 / CDT / 看護ケア / 乳がん患者 / 複合的治療 / 動物実験 / 血流への影響 / CDT / MRI / 超音波診断画像 / インピーダンス / セルフケア / 乳がん / ICG / SDTラット |
研究成果の概要 |
糖尿病患者のリンパ浮腫(乳がん手術時のリンパ節郭清による)のケアプログラムの構築を試みた。複合的療法をベースに様々な観点から検討した。 MR画像からで、前腕の側に水分貯留が多いことが明らかになった。ドレナージはこの部位を念頭に実施すること、血糖との関係から血圧変動の安定している食後120分に実施することが推奨された。浮腫の状況を把握するには、従来の巻き尺や自覚症状による判定では不十分であることが分かり、MR画像や超音波画像診断画像の必要性が示唆された。セルフケアでは患者をエンカレッジするためにケアの効果を視覚的に捉えることが重要である。このために3Dスキャナーを使用することが考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
乳がん、糖尿病が急増していることを鑑みると、糖尿病をもつリンパ浮腫患者のケアが看護として益々重要になってくると考えられる。本研究結果は、ケアを実践する場合に、これまで戸惑っていたこと(今まで通りの画一的な方法でよいのか、いつどのように実施すればよいか、具体的な方法は?といったこと)について回答することにつながり、患者の利益に貢献すると思われる。なお、この「戸惑い」については、第14 回日本看護技術学会(2015)で交流セッションを開催し、臨床看護師を含む様々な立場の参加者と共に抽出、あるいは確認したものである。
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