研究課題/領域番号 |
16H05575
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
清水 安子 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (50252705)
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研究分担者 |
脇 幸子 大分大学, 医学部, 准教授 (10274747)
黒田 久美子 千葉大学, 大学院看護学研究院, 准教授 (20241979)
石井 秀宗 名古屋大学, 教育発達科学研究科, 教授 (30342934)
瀬戸 奈津子 関西医科大学, 看護学部, 教授 (60512069)
正木 治恵 千葉大学, 大学院看護学研究院, 教授 (90190339)
内海 香子 岩手県立大学, 看護学部, 教授 (90261362)
中尾 友美 千里金蘭大学, 看護学部, 教授 (90609661)
高橋 慧 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (10894941)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
11,440千円 (直接経費: 8,800千円、間接経費: 2,640千円)
2020年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2016年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | セルフケア能力 / 糖尿病患者 / 看護 / 教育プログラム / クラスタ分析 / 質的統合法(KJ法) / QOL / 糖尿病 / 評価指標 / 外来 / セルフケア / 慢性疾患 / 糖尿病看護 / 文化 / 看護実践能力 / 自己管理 / チーム医療 / ICT / 外来看護 |
研究成果の概要 |
看護師のセルフケア支援に活用できるよう糖尿病セルフケア能力測定ツールをタブレット端末で活用するためのICTシステム試案を構築したうえで、看護師を対象とした教育プログラム(案)を実施し検証を行った。さらに糖尿病セルフケア能力測定ツールを活用している現場で調査を行い、その活用の実際を明らかにするとともに、外来通院患者集団の特徴をICTを活用して支援の方向性を明確にすることが可能か、収集したデータを活用し多角的な視点で検討を行った。 ツールの活用による効果的な支援および、外来患者の集団としての特徴の把握のための活用の可能性も示唆されたが、ICTシステムの導入に向けての課題も明確となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
糖尿病患者への支援において自己管理に関する知識提供は重要であるが、行動変容へとつなげるためには、知識を活用できるようセルフケア能力を高めることが重要である。セルフケア能力は自己効力感やレディネスなどこれまで様々な概念で研究が進められてきたが、看護師が捉える包括的な視点として8要素を明らかにし、看護援助で活用できるものとして開発・普及につなげることができた。 また、日本の糖尿病患者数は推計1000万人であり、外来で患者に関わる時間も限られている。セルフケア能力を数値化しデータ化することができる利点を活かし、各施設の患者集団の特徴を捉え効率的で効果的な支援を検討する手法を示した点の意義は大きい。
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