研究課題/領域番号 |
16H05791
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 国立研究開発法人森林研究・整備機構 |
研究代表者 |
梶本 卓也 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所東北支所, 支所長 (70353638)
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研究分担者 |
大谷 達也 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 主任研究員 等 (80353613)
大橋 伸太 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 主任研究員 等 (70754315)
大澤 晃 京都大学, 地球環境学堂, 教授 (90288647)
諏訪 錬平 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 主任研究員 等 (40535986)
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研究協力者 |
諏訪 錬平
田中 憲蔵
香川 聡
市榮 智明
檀浦 正子
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)
2018年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
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キーワード | アマゾン熱帯林 / 択伐施業 / 成長解析 / バイオマス / 安定同位体 / 森林回復 / 熱帯林 / 択伐林施業 / 成長様式 / 同位体分析 / アマゾン / 同位体比分析 |
研究成果の概要 |
破壊が進む南米アマゾンの熱帯林を持続的に管理する方法として、伐採強度を抑えたいわゆる低インパクト型択伐施業(RIL)が期待されている。民間会社がブラジル・中央アマゾンの森林で実施しているRILについて、その施業法(伐採率、回帰年数等)が有効かどうか検証するために、択伐後の森林のバイオマスの回復速度や、樹種別の個体の成長速度に関する調査を行った。その結果、森林の地上部バイオマスは設定された回帰年(25年)以内で十分回復し、また木材生産の持続性も一部の伐採対象樹種で可能なことが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、ブラジル領・中央アマゾンで民間会社が試みる低インパクト型の択伐施業(RIL)について、森林資源を持続的に利用、管理する上でその施業基準が有効なことを、回帰年数など基準の一部ではあるが実測データに基づき確認することができた。この成果は、ブラジル政府による熱帯林の保全や利用に関する政策に、科学的な根拠のひとつとして活用されることが期待される。
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