研究課題/領域番号 |
16H05819
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
寄生虫学(含衛生動物学)
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
橘 裕司 東海大学, 医学部, 客員教授 (10147168)
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研究分担者 |
牧内 貴志 東海大学, 医学部, 講師 (80587709)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2019年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
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キーワード | Entamoeba nuttalli / 赤痢アメーバ / マカク / 疫学 / 遺伝子多型 / ゲノム / 人獣共通感染症 / 進化 / 寄生虫 / 遺伝子 / 感染症 |
研究成果の概要 |
アジアに生息する様々なマカクの糞便から、腸管寄生病原アメーバのEntamoeba nuttalliを検出した。その分離株には地理的距離を反映する遺伝的多型性を認めた。一方、学童における調査では、E. nuttalliは検出されなかった。検出された赤痢アメーバやE. disparの遺伝的多型解析から、クラス内でアメーバが伝播していることが示唆された。また、E. nuttalliの全ゲノムを解析し、種特異的に発現される表面タンパク質を同定した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
わが国ではニホンザルがヒトの生活圏に出没し、他のアジア諸国でもテンプルモンキーや飼育マカクにおいてヒトとの濃厚な接触がみられる。マカクの腸管寄生病原アメーバが人獣共通感染症の病原体なのかを明らかにすることは重要であるが、本研究の範囲ではヒトの感染例は確認されなかった。また、腸管寄生アメーバの遺伝的多型解析は、宿主マカクと寄生アメーバの地理的分布の解明やヒトにおける感染経路の解明に有用であった。
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