研究課題/領域番号 |
16H05900
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
科学社会学・科学技術史
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
伊藤 謙 大阪大学, 総合学術博物館, 特任講師(常勤) (00619281)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
16,120千円 (直接経費: 12,400千円、間接経費: 3,720千円)
2018年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
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キーワード | 本草学 / 生薬学 / フィールドワーク / 石薬 / 化石 / 鉱物 / 博物学 / 鉱物学 / 古生物学 / 生薬薬理学 / 医薬史学 / 博物科学 |
研究成果の概要 |
国内外での石薬のマテリアルプロファイル構築や基原解明における継続的な調査を、3か年に渡り精力的に実施した。本研究では、医療用のみならず冶金やその他の用途に用いる石薬についての研究・調査も継続的に実施し、研究成果を論文や学術講演だけでなく、展覧会という形でもアウトリーチを実施し、社会に公表・発信した。研究成果は計3編の学術論文、計12回の国内外での学術講演として発表した。その一部は、産経新聞1面(2017年5月19日夕刊)をはじめとする多数の新聞社やテレビ局により、広く報道された。加えて、計2回の展覧会(2017年、2018年)、1冊の出版物(2019年)の形でも、研究成果を発信した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
当初の計画にあった医療用としての石薬研究のみならず、冶金やその他の用途に用いる石薬についての研究・調査もも実施できたことは特筆に値する。加えて、研究成果を、論文や学術講演の形だけでなく、「世界遺産登録10周年記念 石見銀山展~銀が世界を変えた~」(石見銀山資料館および島根県立古代出雲歴史博物館、2017年)および「The Mineral World~人と鉱物のつむぐ物語~」(大阪大学総合学術博物館、2018年)の計2回の展覧会において、研究成果のアウトリーチを実施し、社会に発信することができたことについて、社会的意義は大きいと考えている。
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