研究課題/領域番号 |
16H06049
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
高分子・繊維材料
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
東原 知哉 山形大学, 大学院有機材料システム研究科, 教授 (50504528)
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研究協力者 |
福田 斉二郎
陳 文章
尾坂 格
関根 智仁
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
2018年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2016年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
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キーワード | 有機エレクトロニクス / ブロック共重合体 / エラストマー / π共役系高分子 / 高分子合成 / 半導体高分子 / 自己組織化 / 結晶構造 / 電子デバイス / ストレッチャブル |
研究成果の概要 |
化学/バイオセンサー等に搭載する電子デバイスのフレキシブル化・ストレチャブル化を目指し、新規半導体エラストマー材料を創製した。実際に、ハード・ソフトポリマー鎖から構成される新規ABA型トリブロック共重合体を開発し、その階層的ナノ構造および外部応力によるモルフォロジー変化を明らかにした。得られたポリマーの力学特性および有機電界効果トランジスタ特性の評価の結果、伸縮性と半導体特性に優れた材料であることが分かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発したハード・ソフトポリマー鎖から構成される新規ABA型トリブロック共重合体の階層的ナノ構造の特定に成功し、一般に二律背反する伸縮性と半導体性能の両立に対する材料設計指針を確立した。また、伸縮性電子デバイスの創成により、化学・バイオセンサーの軽量フレキシブル化が可能になり、服や皮膚に貼り付けることで、健康診断・維持管理の自動化が進むと予想さる。従って、加速する少子高齢化社会において重要な革新技術と言える。
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