研究課題
若手研究(A)
錯体水素化物の高水素密度化を妨げていた従来の錯イオン形成限界である“6族の壁”を克服し、5族および6族の遷移金属元素に9つもの水素が配位した高水素配位錯イオンを有する4種の新たな錯体水素化物群の合成に成功した。超高圧下における電気抵抗測定を実施し、当初の目論見どおり合成試料における超伝導発現を実験的に捉えることができた。
主に水素貯蔵関連研究のみに限定され、また既に完結したものと見なされていた遷移金属錯体水素化物研究において、新たな研究領域の開拓にも繋がる重要な知見を得た。これにより、高い潜在性を持ちながらも機能性材料としての認識が限定的であった錯体水素化物の学術的・社会的価値を高めることに貢献した。
すべて 2019 2018 2017 2016 その他
すべて 雑誌論文 (12件) (うち国際共著 6件、 査読あり 11件、 謝辞記載あり 5件、 オープンアクセス 5件) 学会発表 (20件) (うち国際学会 4件) 備考 (6件)
Physical Review B
巻: 99 号: 2 ページ: 024508-024508
10.1103/physrevb.99.024508
固体物理
巻: 54 ページ: 31-40
40021886339
Chemistry of Materials
巻: 30 号: 2 ページ: 386-391
10.1021/acs.chemmater.7b03986
Crystals
巻: 8 号: 2 ページ: 89-89
10.3390/cryst8020089
International Journal of Hydrogen Energy
巻: 印刷中 号: 35 ページ: 22449-22453
10.1016/j.ijhydene.2017.02.196
Int. J. Hydrogen Energy
巻: 42 号: 35 ページ: 22489-22495
10.1016/j.ijhydene.2017.04.274
Inorganics
巻: 5 号: 4 ページ: 81-81
10.3390/inorganics5040081
Inorganic Chemistry
巻: 57 号: 2 ページ: 867-872
10.1021/acs.inorgchem.7b02834
Scientific Reports
巻: 7 号: 1 ページ: 442531-8
10.1038/srep44253
MATERIALS TRANSACTIONS
巻: 58 号: 2 ページ: 157-159
10.2320/matertrans.M2016345
130005297165
Sci. Rep.
巻: 6 号: 1 ページ: 23592-23592
10.1038/srep23592
Chemical Communications
巻: 52 号: 79 ページ: 11807-11810
10.1039/c6cc05199e
https://www.wpi-aimr.tohoku.ac.jp/en/aimresearch/highlight/2017/20170731_000989.html
http://www.imr.tohoku.ac.jp/ja/info/results/index.html#re0314
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2017/03/press20170310-01-.html
http://www.tsukuba-sci.com/?p=1844
http://www.wpi-aimr.tohoku.ac.jp/jp/news/press/2017/20170313_000695.html
http://www.qst.go.jp/topics/itemid034-002049.html