研究課題/領域番号 |
16H06328
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
ナノバイオサイエンス
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
藤井 輝夫 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (30251474)
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研究分担者 |
長阪 一憲 帝京大学, 医学部, 教授 (30624233)
PLESSY Charles 沖縄科学技術大学院大学, ゲノム・遺伝子制御システム科学ユニット, グループリーダー (60391984)
Kim SooHyeon 東京大学, 生産技術研究所, 講師 (80709189)
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研究期間 (年度) |
2016-05-31 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
177,580千円 (直接経費: 136,600千円、間接経費: 40,980千円)
2020年度: 29,250千円 (直接経費: 22,500千円、間接経費: 6,750千円)
2019年度: 31,850千円 (直接経費: 24,500千円、間接経費: 7,350千円)
2018年度: 27,560千円 (直接経費: 21,200千円、間接経費: 6,360千円)
2017年度: 50,830千円 (直接経費: 39,100千円、間接経費: 11,730千円)
2016年度: 38,090千円 (直接経費: 29,300千円、間接経費: 8,790千円)
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キーワード | マイクロ流体デバイス / 1細胞解析 / ゲノム工学 / 単一細胞解析 / トランスクリプトーム解析 / 誘電泳動 / 1細胞解析 / トランスクリプートム解析 |
研究成果の概要 |
本研究では、マイクロ流体技術とシリコン集積回路技術を融合することで、単一細胞や微小粒子を指定の場所に捕捉し、同時並列に解析可能なマイクロ流体デバイスを開発した。また、2種類のDNAバーコードの組み合わせで個々の細胞を標識し、次世代シーケンサを用いて遺伝子配列を解析することで、単一細胞の遺伝子情報を網羅的に解析することが可能な新しい遺伝子解析方法を確立した。これらの手法を用いて子宮頸癌患者の臨床検体の解析を行い、タンパク質、遺伝子発現に基づいた子宮頸癌診断が可能であることを確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
細胞を一つずつ解析可能な1細胞解析は、細胞の多様性を把握できるため基礎研究が活発に進められている。本研究では、臨床検体を1細胞レベルで確実に捕捉する方法を確立するとともに、トランスクリプトーム解析が医療分野へ応用できることを確認した。これらにより、病態と各細胞の性質との関係を理解することが可能になれば、細胞の多様性に基づく新しい診断方法の創出が期待できる。
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評価記号 |
検証結果 (区分)
A
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評価記号 |
評価結果 (区分)
B: 当初目標に対して研究が遅れており、今後一層の努力が必要である
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