研究課題
研究活動スタート支援
子供の脳に現れる「臨界期」は、経験に依存して機能的な神経回路を形成し、生涯の中で 回路網の可塑性が最も高まる時期である。臨界期を制御する数少ない因 子の1つとして、ホメオ蛋白質Otx2が知られている。Otx2は視覚野のParvalbumin発現細胞(PV細胞)に運ばれ、PV細胞を取り囲む細胞外基質(PNN)に結合して細胞内に取込まれた後、PV細胞の成熟を促すことで臨界期を制御する。本研究は、アクチン重合の促進に不可欠なCoactosinに焦点を当て、Otx2の下流因子である CoactosinのPV細胞における役割の解析を行った。
すべて 2018 2017
すべて 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 2件、 査読あり 3件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 3件、 招待講演 1件)
Scientific Reports
巻: 7 号: 1 ページ: 12646-12646
10.1038/s41598-017-04007-x
Frontiers in Neuroscience
巻: 11 ページ: 307-307
10.3389/fnins.2017.00307
巻: 印刷中