研究課題/領域番号 |
16H06838
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
デバイス関連化学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
清水 雅裕 信州大学, 学術研究院工学系, 助教 (90780601)
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ナトリウムイオン電池 / Sn負極 / 粗面化基板 / ポリアクリル酸 / 集電体 / アンカー効果 / 粗面化集電体 / 電析 / 組織制御 / 吸着 / 電気めっき / スズ負極 / めっき / 蓄電池 / 多孔質集電体 |
研究成果の概要 |
典型的な硫酸Cuめっき浴に対してポリアクリル酸(PAA)を添加した系で電析を行った結果,基板上にCuがシート状に成長することを見出した.電気化学的測定および電子線後方散乱回折による種々解析から,めっき浴中のPAA分子が表面エネルギーの大きいCu (110) や (100) に優先的に吸着し,これらの方向へのCu析出が抑制された結果として [111] 方向にのみCuが析出・成長しシートを形成したものと推察できる.このシート状成長を利用し,粗面化Cu基板を作製しナトリウムイオン電池用高容量Sn負極の集電体に適用した.その結果,従来の平滑基板と比較して電極性能を大きく向上させることに成功した.
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