研究課題/領域番号 |
16H06841
|
研究種目 |
研究活動スタート支援
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
病態医化学
|
研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
田中 愛 信州大学, 医学系研究科, 研究員 (90786401)
|
研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | アドレノメデュリン / 腫瘍血管新生 / 血管恒常性 / 転移前土壌 / リンパ節転移 / 癌 / 生理活性 / 遺伝子 / 動物 |
研究成果の概要 |
血管作動性物質、アドレノメデュリン(AM)と、その受容体活性調節タンパクRAMP2は、癌転移抑制の標的として期待される。本研究では、誘導型血管内皮特異的 RAMP2 ノックアウトマウス (血管RAMP2-/-)、誘導型リンパ管特異的RAMP2ノックアウトマウス (リンパ管RAMP2-/-)を樹立し、癌転移におけるAM-RAMP2系の意義を検討した。血管RAMP2-/-では、原発巣は縮小するものの、血管恒常性が破綻した結果、肺転移が亢進する結果が得られた。一方、リンパ管RAMP2-/-では原発巣の重量が増大し、血管新生が亢進した。現在、足底部への癌移植によるリンパ節転移について検討を進めている。
|