研究課題/領域番号 |
16H06987
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
神経生理学・神経科学一般
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
磯江 泰子 岡山大学, 自然科学研究科, 客員研究員 (60786119)
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研究協力者 |
竹内 秀明 岡山大学, 大学院自然科学研究科, 准教授 (00376534)
中村 遼平 岡山大学, 大学院自然科学研究科, 助教授 (30756458)
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 終脳 / 神経新生 / 細胞系譜 / 神経幹細胞 / 硬骨魚類 / メダカ / 神経科学 / 細胞系譜解析 / 生物学 |
研究成果の概要 |
脊椎動物の「終脳(哺乳類では「大脳」に対応)」は、背側の「外套(大脳皮質)」と腹側の「外套下部(大脳基底核)」から成る。感覚統合・記憶学習に重要な外套は種間で多様化している。外套の種多様性が生じる機構は脳進化を考える上で重要だが不明である。発生期では種間で保存されているので、生後脳発達に着目する必要があると考え、顕著な脳発達が見られ、かつ種間で外套構造の多様化が見られる硬骨魚類のメダカを研究対象とした。成体終脳の新生神経細胞の体系的な構造解析や、解剖領域を構成する新生神経細胞の遺伝子発現制御解析を行った。その結果、外套の構築原理(区画構造の創出機構)を発見し、種間多様性が生じる機構を考察した。
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