• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

口腔癌の循環癌細胞分離によるリアルタイム液状細胞診を用いた個別化療法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 16H07091
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 外科系歯学
研究機関鹿児島大学

研究代表者

別府 真広  鹿児島大学, 医歯学域附属病院, 助教 (00363648)

研究協力者 杉浦 剛  鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 教授 (40322292)
高田 耕児  富山県産業技術研究開発センター, 主任研究員 (40530621)
大永 崇  富山県産業技術研究開発センター, 副主幹研究員 (10416133)
研究期間 (年度) 2016-08-26 – 2018-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード口腔癌 / CTC / 個別化治療 / CTC / 個別化療法 / 液状細胞診 / 流体力学を用いたCTC分離
研究成果の概要

口腔癌において血液中の循環癌細胞(Circulating Tumor Cells; CTC)が転移と予後との強い相関が示されている。今回我々は特定の細胞表面マーカーを用いないシンプルな 流体力学に基づくポリマー製CTC分離デバイスを用いて血液中のCTCを分離・回収した。⓵マウス尾静脈から蛍光ラベルした接種した口腔癌細胞株を、分離装置を用いて分離した。
②以前当科にて開発した口腔癌転移マウスモデルを用い、同マウスの血中からのCTC分離に成功した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本手法を用いることはCTC分離におけるコストの面でも効率的であり、EMTにより形質転換した CTCを分離できる可能性がある点からも有意義である。今後は回収したCTCシングルセルよりゲノムDNAを抽出し、次世代シークエンサーによるシークエンス解析を行い、接種した口腔癌細胞との比較を行う。さらには口腔癌患者の治療前後の末梢血から分離したCTCシングルセルを用いてシークエンスを行い候補遺伝子をモニタリングし生検組織、摘出組織の細胞および同患者病勢との比較による転移早期診断への応用が可能と考えている。

報告書

(3件)
  • 2018 研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実績報告書
  • 2016 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2019 2018

すべて 学会発表 (4件)

  • [学会発表] マイクロ流体チップによるCTCの検出2019

    • 著者名/発表者名
      松村吉晃、髙田耕児、久米健一、別府真広、山下麻由美、中村康大、杉浦剛
    • 学会等名
      日本口腔腫瘍学会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [学会発表] マイクロ流体チップによるCTCの検出2018

    • 著者名/発表者名
      松村吉晃、高田耕児、久米健一、別府真広、山下麻由美、中村康大、杉浦剛
    • 学会等名
      日本口腔外科学会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [学会発表] SS-Chipを用いたCTCの検出2018

    • 著者名/発表者名
      松村吉晃、高田耕児、久米健一、別府真広、山下麻由美、中村康大、杉浦剛
    • 学会等名
      日本癌学会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [学会発表] Capture of CTC using SS-Chip(SSチップを用いたCTCの検出)2018

    • 著者名/発表者名
      松村吉晃
    • 学会等名
      第77回日本癌学会学術総会
    • 関連する報告書
      2016 実績報告書

URL: 

公開日: 2016-09-02   更新日: 2020-03-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi