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計量テキスト分析による権威主義体制の中国における商業紙の研究

研究課題

研究課題/領域番号 16H07276
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 政治学
研究機関早稲田大学

研究代表者

工藤 文  早稲田大学, 政治経済学術院, 助手 (80779067)

研究期間 (年度) 2016-08-26 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード中国 / 新聞 / メディア / 計量テキスト分析 / 商業化 / 商業紙 / 権威主義体制 / 政治学 / マス・コミュニケーション
研究成果の概要

本研究の成果は主に二点である。第一に、中国語の新聞を対象にした計量テキスト分析の手法を複数検討した。とりわけ、データ収集や検閲など中国研究における特有の問題など、中国語の計量テキスト分析に関する議論を深めることができた。第二に、中国において自己検閲を生み出すメカニズムの一つである新聞統制制度の変遷を明らかにした。党が商業紙に対して統制の制度を歴史的に構築する過程を追い、中国の権威主義体制の持続を検討した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

豊富な中国語のテキスト資料は、中国政治を捉えることができるという社会的意義を持つ。しかし、日本の政治学分野では中国語のテキストの分析手法に対する関心が高まっているものの、手法が確立されておらず研究事例は少ない。本研究で検討した計量テキスト分析の手法は、中国の新聞のみならずSNSなどのテキストに対しても有効である。以上のように、本研究課題を通じて計量テキスト分析の中国政治への応用可能性を議論することができた。研究対象を広げるなど手法を精緻化し、発展させていくことが今後の課題である。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実績報告書
  • 2016 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019 2018

すべて 学会発表 (2件) (うち招待講演 1件)

  • [学会発表] 中国におけるメディア統制制度の変遷―情報化による変化とその適応2019

    • 著者名/発表者名
      工藤 文
    • 学会等名
      公開ワークショップ「高度情報化時代と国家の適応―中東と中国の事例から―」、公立小松大学
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 中国語ソーシャルメディアの分析手法 -変化する中国メディアをどのようにとらえるか-2018

    • 著者名/発表者名
      于 海春、工藤 文
    • 学会等名
      日本マス・コミュニケーション学会秋季研究発表会、駒澤大学、ワークショップ
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

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公開日: 2016-09-02   更新日: 2020-03-30  

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