研究課題/領域番号 |
16H07322
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
ゲノム生物学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター (2017) 長浜バイオ大学 (2016) |
研究代表者 |
亀井 優香 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 老化機構研究部, 流動研究員 (90772153)
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研究協力者 |
向 由起夫 長浜バイオ大学, バイオサイエンス学部, 准教授 (60252615)
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ビタミンB6 / 細胞寿命 / 分裂寿命 / アミノ酸 / 出芽酵母 |
研究成果の概要 |
これまでに、酵母細胞内のビタミンB6(VB6)が減少すると細胞の寿命が短くなることが分かった。本研究の目的はVB6による細胞寿命制御機構を解明することである。 VB6合成酵素遺伝子は老化細胞で転写誘導される。VB6合成酵素遺伝子の転写因子であると推定された2つの転写因子はそれぞれアミノ酸とグルコース飢餓時に標的遺伝子を活性化するため、老化細胞では栄養飢餓時のシグナル伝達系が刺激されていることが示唆された。一方、出芽酵母の全VB6依存性酵素の中から、寿命決定に関わる酵素を同定した。またメタボローム解析から、VB6の欠乏による短寿命の原因はさまざまな代謝経路の異常であることが示唆された。
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