研究課題/領域番号 |
16H07432
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
統合動物科学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立環境研究所 |
研究代表者 |
片山 雅史 国立研究開発法人国立環境研究所, 生物・生態系環境研究センター, 特別研究員 (80784090)
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 不死化細胞 / 鳥類 / 感染症評価系 / 鳥インフルエンザ / 染色体不安定性 / 感染症評価 / 細胞周期 / インフルエンザ |
研究成果の概要 |
本研究では、鳥インフルエンザ評価系の構築を見据えた、野生鳥類由来の無限分裂細胞(不死化細胞)の樹立を試みた。これまで、ニワトリを含めた鳥類の不死化細胞の樹立は、数報ののみであり、鳥類の不死化細胞の樹立は容易でない。本研究では、細胞周期関連2遺伝子および、TERT遺伝子を用いて、鳥類由来の不死化細胞の樹立を試みた。ニワトリおよび数種類の野生鳥類への遺伝子導入の結果、部分的に細胞老化現象が回避できた。さらに、前記の3遺伝子を導入した細胞において、数株の安定細胞増殖可能な細胞株取得に成功した。野生鳥類由来の不死化細胞の樹立報告はこれまで得られておらず、極めてユニークな細胞の樹立に成功した。
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