研究課題/領域番号 |
16H07443
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
量子ビーム科学
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 (2017-2018) 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 (2016) |
研究代表者 |
佐藤 大輔 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 計量標準総合センター, 研究員 (40780086)
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研究協力者 |
池田 直樹
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 光伝導スイッチ / 電子銃 / 電子加速器 / 光伝導半導体スイッチ / イオン加速 |
研究成果の概要 |
光伝導スイッチを利用した電界集中型加速方式という、新しい加速方式の電子銃を提案した。この加速方式では、光伝導スイッチを多数用いた多段の電圧重畳により高電圧を発生し、電子ビームの加速に利用する。本加速器に必要な光伝導スイッチとしては、ガリウムヒ素(GaAs)基板上に半導体製造プロセスを用いて電極を形成した。そして、暗電流抵抗やオン抵抗など、電気特性を評価した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
提案した加速技術は、これまで広く利用されてきた高周波加速と比較して、非常に小型の装置で高エネルギーの電子ビームを生成できる可能性がある。また、電圧重畳するパルス電圧の時間遅延を制御することで、任意の加速電圧波形を発生可能である。これらの技術を用いることで医療用加速器や非破壊検査装置の小型化や、多種多様な荷電粒子を用いた顕微技術の高度化など様々な技術の発展に貢献できる。
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