研究課題/領域番号 |
16H07502
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
衛生学・公衆衛生学
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研究機関 | 地方独立行政法人 大阪健康安全基盤研究所 |
研究代表者 |
藤原 拓也 地方独立行政法人 大阪健康安全基盤研究所, 衛生化学部, 研究員 (70783819)
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 食品 / 食品照射 / 放射線 / 電子線 / 質量分析 / LC-MS/MS / 衛生 / 分析科学 |
研究成果の概要 |
放射線照射により特異的に DNA 中に生じる損傷ヌクレオシドである5,6-dihydrothymidine (DHdThd) のチミジン (dThd) に対する比率 (DHdThd/dThd) を測定することにより、電子線照射食品の検知が可能であった。DHdThd の生成効率は線源によらず概ね一致していた。また、検知指標とする DHdThd/dThd は、試料(牛レバー)の長期保存(冷凍下4か月)前後あるいは加熱調理前後での変動は僅少であり、堅牢な検知指標であることが認められた。DHdThd には5R-および5S-異性体が存在するが、その異性体の生成比は照射温度に影響される可能性が示唆された。
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