研究課題/領域番号 |
16J07536
|
研究種目 |
特別研究員奨励費
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
統合動物科学
|
研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
上村 悟氏 山梨大学, 大学院総合研究部, 特別研究員(PD)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-22 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | クローン胎盤 / 核移植 / インプリント遺伝子 |
研究実績の概要 |
前年度で得られた体細胞クローンおよび受精由来胎盤(E(Embryonic day)13.5~19.5)を、胎盤過形成の原因遺伝子候補であるH19、Rtl1およびHuRのmRNA発現解析に供した。コントロールである受精胎盤のH19発現はE15.5で最も高い発現を示し、その後E17.5、E19.5と経時的に減少した。一方でクローン胎盤のH19発現はE19.5まで高発現を維持した。受精胚のHuRは低発現ながらH19と類似した発現パターンを示し、Rtl1は検出限界以下だった。これらを制御するmicro RNAの発現解析、in situ ハイブリダイゼーションおよびDNAメチル化解析を実施する予定だったが、特別研究員を辞退したために実施に至らなかった。 c2i(conventional 2 inhibitor: PD0325901+CHIR99021)およびa2i(alternative 2 inhibitor: CGP77675+CHIR99021)で樹立および維持した雄型ES細胞をドナーとした核移植を実施し、E19.5で胎仔・胎盤を採取した。前年度に実施したa2i 雌型ES細胞とは異なり、a2i雄型ES細胞をドナーとした核移植クローンは、産仔率および胎仔・胎盤重量に差は見られなかった。試験するES細胞株数を増やすなど、今後のさらなる検証が必要ではある。雌雄のES細胞で観察されたこれらの差の原因を検証することは意義深い。
|
現在までの達成度 (段落) |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
|
今後の研究の推進方策 |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
|