研究課題/領域番号 |
16K00003
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報学基礎理論
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
周 暁 東北大学, 情報科学研究科, 教授 (10272022)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | グラフ / 木 / 木幅 / アルゴリズム / 木分解 / 組合せ問題 / 計算量理論 / NP困難 / FPTアルゴリズム / 最適化問題 / 多項式時間アルゴリズム / NP困難性 / 木構造 / 動的計画法 / 組合せ最適化問題 |
研究成果の概要 |
本研究で得られた成果として,グラフ特に木や木幅が小さいグラフに関する理論的な展開とアルゴリズムの効率化があげられる.木幅というのはグラフを木分解する際,分解木の節点に含まれるグラフの頂点数から1を引いた最大値である.木幅1のグラフは林であり,木幅2のグラフは直並列グラフである.本研究では,特に木構造をもつグラフに対してグラフの分割と巧みな動的計画法を導入して,数多くの組合せ問題を効率よく解くアルゴリズムを研究開発することに成功した.特に本研究で開発したアルゴリズムは,数多くの組合せ問題に適用可能であり,しかも得られた成果をまとめた12編の学術論文を発表しており,高く評価できる.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的貢献として,グラフ特に木や直並列グラフや木幅が小さいグラフに関する理論的な展開とアルゴリズムの効率化があげられる.グラフアルゴリズムに関する成果はこの3年間に12編の論文として一流国際学術誌や国際会議で発表されている.これらのアルゴリズムの開発で導入された手法は多くの組合せ問題に応用可能であり,理論計算機科学分野の重要な成果である.
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