研究課題/領域番号 |
16K00008
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報学基礎理論
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
井田 哲雄 筑波大学, システム情報系(名誉教授), 名誉教授 (70100047)
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研究分担者 |
Ghourabi Fadoua お茶の水女子大学, 理学部, 学部教育研究協力員 (30709324)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 記号計算 / Geometric Algebra / 折紙計算論 / 折紙プログラミング / 計算折紙システム / 自動定理証明 / 計算幾何学 / 計算折紙 / geometric algebra / 折紙幾何学 / 計算折紙の理論とソフトウェアシステム / 記号代数計算 / 書き換えシステム / 幾何代数 / 折紙定理証明 / 立体折紙 / 折紙の形式化 / 折紙 / 幾何定理証明 / 記号代数 / 計算理論 / 計算幾何 / 幾何定理自動証明 / 立体モデル化 |
研究成果の概要 |
伝統的な折り紙を抽象化し、多次元に拡張することを見据えた、研究を展開した。特に、Geometric Algebraのコンピュータ実装に重点を置き、計算折紙システムEosの代数モジュールとの整合性を保ちながら、Geometric Algebraをその一部として使用できるように発展させた。また、折り面のエッジのカットと再接合の手法を提示し、Huzita-Justinの折り方と組み合わせることで伝統的な折り方を実現できることを示した。 研究代表者は Wolfram Innovator Award 2022を受賞し、計算折紙の記号計算システムの研究開発を主導している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
折紙は我が国で独自に発展した工芸であるとともに、幾何学における幾何オブジェクトの構成の基本手順を与える重要な学問である。折紙の手法を深く研究することにより、複雑な物体を構築する上での工学的な手法の開発に導くことができる。これを可能にするには、折紙の数学的なモデル化が不可欠である。本研究では、我々がすでに開発してきた、折紙の代数モデルをgeometric algebra (幾何代数)で拡張し、実用につながる強力な折紙手法の提示ができた。
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