研究課題/領域番号 |
16K00072
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計算機システム
|
研究機関 | 豊橋技術科学大学 |
研究代表者 |
市川 周一 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (70262855)
|
研究協力者 |
藤枝 直輝 豊橋技術科学大学, 電気・電子情報工学系, 助教
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | ソフトウェア保護 / 難読化 / セキュアプロセッサ / FPGA / 専用回路 / 制御プログラム / 組込みソフトウェア / セキュリティ |
研究成果の概要 |
ソフトウェアには貴重な知的財産が多く含まれており,その保護は極めて重要である.本研究ではソフトウェアの一部を論理回路化し,FPGA等の再構成可能論理回路に隠蔽する手法について検討した.本研究ではC言語プログラムの一部を高位合成(HLS)ツールにより論理回路に変換するが,コンパイラ基盤LLVM上に実装された汎用難読化ツールoLLVMを併用することにより難読化論理回路を生成できることを示した.ソフトウェアを難読化する別手法として,命令レジスタファイル(IRF)を利用してセキュアプロセッサ実現する手法についても検討・評価した.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
制御システムや組込みシステムには,企業の持つ技術的ノウハウが多く含まれている.しかしソフトウェアは複製や解析が容易であるため,知財の流出につながりやすい.流出した知財が競合製品に使用されると企業に多大な経済的損失をもたらすため,知財保護は極めて重要である. 本研究ではソフトウェアの一部を論理回路化し,FPGA等の再構成可能論理回路に隠蔽する手法について検討した.FPGAを用いることにより,ソフトウェアをハードウェア化してもシステムの柔軟性が保たれる.ソフトウェア難読化ツールを併用することで,難読化ハードウェアが生成可能であることを示した.
|