研究課題/領域番号 |
16K00085
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計算機システム
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
越智 裕之 立命館大学, 情報理工学部, 教授 (40264957)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | センサデバイス / エナジーハーベスティング / オンチップ太陽電池 / 超低電圧・超低消費電力回路 / チャージポンプ型昇圧回路 / 不揮発性メモリ / 面積効率を考慮したチャージポンプ回路 / 標準CMOSプロセス互換不揮発性メモリ / 2段昇圧型チャージポンプ回路 / アナログデジタル混載集積回路 / 超低消費電力設計 / チャージポンプ回路 |
研究成果の概要 |
本研究では、動作に必要な電源を自給自足する超小型センサデバイスを極限的な低コストで実現するため、センサデバイスに必要な全ての構成要素を旧世代の廉価な標準的製造技術のみを使用した単一の集積回路チップ上に搭載するための要素技術を研究開発した。成果として、太陽電池の面積を圧迫しない小型で高効率な昇圧回路、不安定かつ低電圧な電源で動作可能な温度センサ、および超低消費電力な不揮発性メモリ素子といった有望な新しい要素回路を見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来の昇圧回路はもっぱら変換効率を重視して大きな面積のキャパシタを使用するものが多かったが、我々は効率を損なわずに小面積化を達成する新たな昇圧回路を提案した。また、電源電圧変動に頑強な温度センサや一般の集積回路に容易に混載できる不揮発性メモリ素子など、ユニークな要素回路を提案した。これらにより、電源供給が不要で安価なセンサデバイスを大量に設置して情報を収集するIoT技術の発展に寄与することが期待される。
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