研究課題/領域番号 |
16K00094
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ソフトウェア
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
岡野 浩三 信州大学, 学術研究院工学系, 准教授 (70252632)
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研究分担者 |
関澤 俊弦 日本大学, 工学部, 准教授 (10549314)
小形 真平 信州大学, 学術研究院工学系, 助教 (10589279)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 仕様記述 / 検証 / モデル / ソフトウェア工学 / 仕様記述解析 / NLP / 形態素解析 / 自然語解析 / 要求仕様書 / 状態遷移 / 構文解析 / 機械学習 / 要求仕様 / 形式記述 / オートマトン / モデル検査 / CYKアルゴリズム / ソフトウエア学 / 制約指向 |
研究成果の概要 |
要求仕様書からの状態遷移の導出方法について、ツールを具体的に作成した。形態素を構文解析し、全解析結果をXML形式で保持する。「話題沸騰ポット」の要求仕様記述の状態遷移記述に相当する仕様記述文章群に対して状態遷移の導出を行い、状態変数、状態遷移を高再現率で導出することに成功した。また、クラス図の類似性をクラスの属性から判断する方法を提案し、クラスの共通親クラスを音声合成でレビュー支援するシステムを作成した。再帰構造体を用いたプログラムに対するSAWを用いた振る舞い等価性検証手法を提案している。STAMP/STPAとモデル検査を統合した安全性検査について研究会等で発表を行っている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
自然語要求記述からコンピュータで解析できる動作モデルを自動導出できることを限定されたドメインと記述スタイルであれば可能であることを示した。またプログラムコードレベルでの比較的小さな機能単位である関数が異なったアルゴリズムで同一の計算をしている場合に、その関数がリストやバイナリツリーのような再帰データを扱うような複雑なものであっても網羅的に動作の等価性を限定されたサイズ内で全自動で調べることはできることを示した。またこのようなモデル検査をSTAMP/STPAという安全検査手法と結びつける成果を一部提供できた。
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