研究課題/領域番号 |
16K00110
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ソフトウェア
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研究機関 | 南山大学 |
研究代表者 |
沢田 篤史 南山大学, 理工学部, 教授 (40273841)
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研究分担者 |
野呂 昌満 南山大学, 理工学部, 教授 (40189452)
張 漢明 南山大学, 理工学部, 准教授 (90329756)
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研究協力者 |
江坂 篤侍
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ソフトウェアアーキテクチャ / 組込みシステム / 開発支援環境 / コンテキストアウェアネス / 形式仕様記述 / 自己適用型ソフトウェア / 形式手法 / ソフトウェア開発効率化・安定化 / 組込みソフトウェア開発支援 / サイバーフィジカルシステム / ソフトウェア開発支援環境 |
研究成果の概要 |
様々なデバイスがネットワーク接続されたサイバーフィジカルシステム(CPS)のソフトウェアには,システムを取り巻く状況(コンテキスト)に対して柔軟に振舞いを変更する仕組みが求められる.本研究では,自己適用技術を用いてシステムの振舞いを変更させるためのソフトウェアアーキテクチャを,PBR(Policy Based Reconfiguration)パターンとして整理した.PBRパターンは,コンテキストに応じた振舞い変更のための汎用的なパターンである. 本研究では,PBRパターンに基づくアーキテクチャをCPSソフトウェアの基本構造と位置づけ,仕様記述,設計,プログラム実現のための開発支援環境を整備した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は,現実世界における複雑な環境情報の変化を柔軟にとらえ,それに応じた適切な振舞いを提供するCPSソフトウェアの構造をPBRパターンとして定式化した点にある. 本研究の社会的意義は,PBRパターンを基本構造に取り入れたアーキテクチャを中心に据え,複雑な環境情報に柔軟に適応することのできるCPSソフトウェアを,効率的に実現するとともに,その保守性を高めるための工学的な基盤を整備した点にある.
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