研究課題/領域番号 |
16K00111
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ソフトウェア
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
長岡 直人 同志社大学, 理工学部, 教授 (80180462)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 電池劣化診断 / 稼働時診断 / 過渡現象 / 内部インピーダンス / モデリング / 数値計算 / 組み込み機器 / 2次電池 / 稼働時劣化診断 / 等価回路合成 / リチウムイオン電池 / ニッケル水素電池 / 鉛電池 / 過渡応答 / 組み込みマイコン / 劣化診断 / モデル化 / シミュレーション工学 / アルゴリズム / 延命化 |
研究成果の概要 |
本研究では、2次電池を利用した機器の稼動時に得られる電池電圧・電流・温度波形すなわち過渡現象のみから、電池の等価回路を合成し、この素子定数の変化より電池の劣化診断する数値計算アルゴリズムを開発した。提案法は極力計算負荷の小なるアルゴリズムとすることで、電池と共に用いられる電池管理システム(BMS)などに組み込み可能とし、提案アルゴリズムを実装した劣化診断装置を試作し、実用性を確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
提案電池劣化診断法は、専用の測定装置を用いることなく、容易に電池の劣化診断を可能としたことで、不安定な自然エネルギーを利用する風力・太陽光発電の平準化用大容量蓄電システム、大電力領域で使用される電気自動車、小電力領域で利用される家電機器など、極めて広範囲に応用可能である。 これにより、電池による障害を回避できると共に、電池をその寿命まで有効に利用できることから、コスト低減、廃棄物削減など、広く社会に貢献する。
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