研究課題/領域番号 |
16K00112
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ソフトウェア
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
大西 淳 立命館大学, 情報理工学部, 教授 (50160560)
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研究協力者 |
Parwoto Diding Adi
Heayyoung Jo
森川 耀介
Hung Bui Do Tien
礒田 颯希
宮地 司
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | シナリオを用いた要求獲得 / シナリオ生成支援 / シナリオの部品可 / 要求獲得支援 / シナリオ分析 |
研究成果の概要 |
シナリオを用いたシステム開発では,高品質かつ多種のシナリオを用意する必要があるが,シナリオの再利用に関する研究は進んでいない. 本研究では,①既存のシナリオから機能単位でシナリオの一部を切り出し,シナリオ部品として抽出する手法,②シナリオ部品をデータベース化して,部品提供を可能とするシナリオ部品データベースの構築手法,③検索したシナリオ部品を組み合わせることによって,新しいシナリオを効率よく作成するシナリオ作成手法の3つの手法を確立した.さらに確立した手法に基づくシステムを開発し,手法とシステムの有効性を確認した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ソフトウェアの開発現場で要求獲得のためにシナリオを用いることがあるが,多くの場合,シナリオは手作業で作成されており,実用的なシナリオ自動生成や再利用に関する研究は例を見ない. 本研究では,(a)既開発のセミフォーマルなシナリオ記述言語によって記述されたシナリオから機能を抽出する.(b)次に機能中の名詞を抽象化することによって再利用性を向上させたシナリオ部品に変換し,部品をDBに登録する.(c)シナリオ作成者は部品DBから新規に作成するシナリオに必要な部品を検索し,抽象化された部品中の名詞を具体化することによってシナリオの生成を支援する手法を開発し,効率良く,高品質なシナリオが作成できる.
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