研究課題/領域番号 |
16K00115
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ソフトウェア
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
広渕 崇宏 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 主任研究員 (20462864)
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研究分担者 |
高野 了成 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 研究グループ長 (10509516)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 不揮発性メモリ / ハイパーバイザ / 仮想マシン / 仮想計算機 / エミュレーション / MRAM / PCM / ReRAM / 不揮発メモリ / RRAM / システムソフトウェア |
研究成果の概要 |
現状製品化されていない次世代メモリ技術を想定してシステムソフトウェアの研究を行うためには、次世代メモリが搭載された計算機を擬似的に再現(エミュレーション)する必要がある。そこで、本研究では次世代メモリの新たなエミュレーション手法を開発した。CPUから取得したリアルタイムの性能監視データを利用して、プログラムの実行速度を動的に調整する。実機からの性能低下を最小限に抑えながら、次世代メモリの様々な読み書き遅延を精確に再現できることを確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発した次世代メモリのエミュレーション技術は、先行する同種の技術と比べて、メモリの読み込み遅延と書き込み遅延の違いを正確に再現できる点で優位性がある。次世代メモリの多くは、読み込み遅延と書き込み遅延が異なるため、このような特性を正確に再現する本開発技術は高い有用性を有する。本研究成果により、将来登場する新たなメモリ技術を見据えたソフトウェアの研究開発を行うことが容易になる。
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