研究課題/領域番号 |
16K00117
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報ネットワーク
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研究機関 | 室蘭工業大学 |
研究代表者 |
董 冕雄 室蘭工業大学, 大学院工学研究科, 副学長・教授 (20728274)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 耐災害ネットワーク / D2D / Crowdsensing / Crowd Sensing / D2Dネットワーク / Scalability / 耐災害 / モバイルネットワーク / Stability / エネルギー効率 / ネットワーク |
研究成果の概要 |
本研究課題では、Crowdsensingと端末間(D2D)通信の2つの技術を創新的に融合し、モバイル端末で構成する都市耐災害ネットワークの3つの根幹技術であるSustainability(モバイル端末のホットスポットによる電力消費量の問題)、Stability(モバイル端末の加入・離脱によるネットワーク安定性の問題)、そしてScalability(D2D ネットワークのスケール性の問題)について取り組んだ。得られた成果は、論文として国際学術論文誌や国際会議で発表した。また、開発したアルゴリズムやプロトコルを適用したデモシステムを開発し、実証実験を行うことで提案技術の有用性を検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は、国際的に影響力の高い学術論文誌などを中心に論文が採録された。その中でESI高被引用論文として選定された論文もあり、国際的に注目度が高いことが伺い知れる。最終年度には多くの市民が参加する防災訓練においてデモシステムを実証実験した。一連の業績が認められ、研究代表者は、科学技術・学術政策研究所(NISTEP)にて、「科学技術への顕著な貢献2018(ナイスステップな研究者)として選定された。また、北海道の発展への寄与ならびに今後の活躍が期待される若手研究者を知事表彰する令和元年度北海道科学技術奨励賞を受賞した。以上により、学術的意義ならびに社会的意義が高い。
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