研究課題/領域番号 |
16K00130
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報ネットワーク
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研究機関 | 九州工業大学 |
研究代表者 |
鶴 正人 九州工業大学, 大学院情報工学研究院, 教授 (40231443)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | パケット消失回復 / 情報圧縮 / ネットワーク符号化 / 無線ネットワーク / OpenFlow / SDN / マルチホップネットワーク / IoT / データ圧縮 / 前方消失訂正 / データ収集 / データ配布 |
研究成果の概要 |
IoT環境での大規模なデータ収集・配布のために、データ圧縮と前方パケット消失回復を統合し、サーバ・中継・末端ノード連携によるネットワーク状態・特性を考慮した適応的最適化を目指した。符号化TCP の信頼性向上とトンネル化利用、複数経路マルチキャストファイル転送での受信者間転送と送信者符号化の導入、蓄積運搬形転送における優先制御や符号化グループ最適化、不均一なリンク帯域やメッセージ生成レートを持つ直列マルチホップ無線転送の最適化、センサ数値列の時間相関を利用した内挿圧縮に基づく圧縮・消失回復統合最適化、異常リンク同定のためのマルチキャスト形ネットワーク連携計測に関する成果を収めた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
IoTと呼ばれる社会インフラは、様々な場所に置かれた、あるいは身につけた情報収集装置や情報表示装置、車、ロボットなどを接続して連携して動作させ、様々なサービスを提供するもので、これからの安全・安心で効率的な日常生活や生産活動を支えるために不可欠である。本研究において、データ圧縮と前方パケット消失回復をネットワーク全体の機能として統合し、大規模なデータ収集・配布における通信帯域不足の解消をすることで、この社会インフラを、場所や時間を問わず、コスト効率よく実現することができる。
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