研究課題/領域番号 |
16K00178
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高性能計算
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研究機関 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 |
研究代表者 |
川原 慎太郎 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 地球情報基盤センター, 技術研究員 (60415982)
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研究協力者 |
陰山 聡 神戸大学, システム情報学研究科, 教授 (20260052)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 可視化 / バーチャルリアリティ / ヘッドマウントディスプレイ / CAVE / 複合現実感 / VR可視化 / データ解析 |
研究成果の概要 |
バーチャルリアリティ(VR)技術を使った、異なるVR機器間での協働可視化環境の構築を目指し、CAVE装置用ソフトウェア開発のためのC++ライブラリCAVELibを用いて記述されたソースコードをほぼ変更することなく、HMD用実行ファイルを作成することができるC++ライブラリを開発した。本開発により、CAVEおよび現在主要なHMDの間でソフトウェアのソースコードの共通化に成功し、協働可視化環境構築のための基盤整備を行うことができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究期間中に開発したHMD用CAVELib互換ライブラリCLCLは、CAVE-HMD間でのソフトウェア開発効率の向上による今後の協働可視化環境構築への寄与だけでなく、ソースコードの公開により、現在CAVEを運用している多くの研究開発機関において、CAVE用に開発したソフトウェア資産をHMDで再活用する際の利用が期待されている。また、CAVEが特殊な機器であるために、そこでの研究成果を一般に広く知らせることが困難であったが、CAVE用ソフトウェアをHMDでも動作可能としたことにより、教育、アウトリーチ活動等での利用も期待できるものとなった。
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