研究課題/領域番号 |
16K00230
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
知覚情報処理
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
眞鍋 佳嗣 千葉大学, 大学院工学研究院, 教授 (50273610)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 分光画像 / 立体画像 / ハイダイナミックレンジ / 色再現 |
研究成果の概要 |
近年,教育分野における情報通信技術の利活用が推進され,様々な情報通信技術が教育現場で使われている.しかし,一般の映像提示装置は基本的にRGBの三原色であり,正確な色の撮影や表示が困難である. 本研究では,現実世界の色彩情報に近い立体映像の撮影から処理,提示までの一連の流れを可能とする分光立体動画像の入出力システムの開発を目的として研究を行なった.撮影は12バンドの同時撮影可能なカメラを利用し,ダイナミックレンジの拡張および拡張処理時に生じる擬似輪郭の軽減を行なった.提示には,6バンドのプロジェクタを利用し,分光画像および12バンドカメラからの出力値から6バンドの信号への変換を実現した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年,教育分野における情報通信技術の利活用が推進されるようになってきているが,一般の映像提示装置は基本的にRGBの三原色であり,我々が見ている色彩と必ずしも一致しない.また,立体提示によるリアルな情報提示も教育に重要な要素であると考えられる.本研究では,現実世界の色彩情報に近い立体映像の撮影から提示までを可能とする分光立体動画像の入出力システムの開発を行った.このシステムにより,色や形を正確に再現できるようになれば,理科や美術などの教科において効果的な教育が可能になると考える.
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