研究課題/領域番号 |
16K00286
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヒューマンインタフェース・インタラクション
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研究機関 | 名城大学 |
研究代表者 |
田中 敏光 名城大学, 理工学部, 教授 (00262923)
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研究協力者 |
秋田 光平
坂 香太朗
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | スマートウォッチ / 文字入力 / ソフトキーボード / モバイルデバイス / ユーザーインターフェース / タッチボード / ヒューマンマシンインタラクション / モバイル / ジェスチャー / 行段方式 / 専用ハード / ユーザインターフェース / 電子デバイス・機器 / 日本語入力 / ウェアラブル |
研究成果の概要 |
次の3点を特徴とするスマートウォッチ用ソフトウェアキーボード(名称SliT)を開発した.(1)画面の占有率が低い.画面の縁に配置したキーをスライドイン(画面の外側に触れた指をそのまま画面内に滑り入れる動作)で選択することで,キーの幅を2mmに押さえている.(2)初心者でも容易に使うことができる.実験では使い始めてから約320秒の時点で毎分28.7文字の速度で入力できた.(3)矩形画面でも円形画面でも同等に使うことができるようにインタフェースが設計されている.併せて,この手法専用の,時計バンドに装着できる極小タッチボードを開発した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
画面の大型化が進んだことで,今日のスマートフォンはポケットに入らない大きさとなっている.このため,メールに答えるにもいちいちカバンから取り出さなければならず,手間がかかる.本研究で開発したシステムは,スマートウォッチで文字を入力することを可能にする.時計サイズの画面でもその7割を入力文字の表示に使うことができるので,短い文章ならスクロールすることなく全体を表示できる.また,使い始めでも1文字2秒程度の速度で入力できるので,スマートフォンを取りだして答えるより短時間で返事を書くことができる.
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