研究課題/領域番号 |
16K00292
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
知能情報学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
木下 哲男 東北大学, 電気通信研究所, 教授 (20282006)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | エージェント / マイクログリッド / マルチエージェントシステム / 協調方式 / システム運用制御 / 運用制御 / システム制御方式 / ソフトウェアエージェント / エージェント化機構 / プラグイン型エージェント / エージェントアーキテクチャ / エージェント応用 |
研究成果の概要 |
可変構造マイクログリッドの実現に向けて、変動するシステム環境下でマイクログリッドのノード組織の動的編成により自律的運用を可能とする自律適応型運用制御機構の設計技術について検討した。本機構の中核となる仕組みは、ノードの適応的な動作制御を実現するプラグイン型エージェント、および、これらの動的な編成・再編成を行う協調機構である。本研究では、プラグイン型エージェントの設計法と組織化方式を提案し、エージェント型IoTデバイス群を利用した実験システムにより、提案手法の有効性を実験的に検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、新たに可変構造型マイクログリッドの概念を提案し、同システムの自律的な運用・制御を行う機能の実現に向けて、エージェント・マルチエージェントシステム技術に基づくマイクログリッドの自律的運用制御機構の構築技術に関する研究を行った。具体的には、可変構造型マイクログリッドのノード群の自律的制御を担当するプラグイン型エージェントを新たに導入し、同エージェントの設計技術、および同エージェント群の組織化方式を開発した、これにより、エージェント・マルチエージェントシステム技術の新しい応用分野、すなわちエージェント指向マイクログリッド・オペレーションの開拓に貢献した。
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