研究課題/領域番号 |
16K00308
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
知能情報学
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研究機関 | 広島市立大学 |
研究代表者 |
岩田 一貴 広島市立大学, 情報科学研究科, 准教授 (20405492)
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研究期間 (年度) |
2016-10-21 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 形状認識 / 形状検索 / 形状クラスタリング / 距離集合 / ヒルベルト距離 / フルプロクルステス距離 / 距離計量学習 / 通常プロクルステス二乗和 / プロクルステス解析 / クラスタリング / EMアルゴリズム / k-meansアルゴリズム / 形状解析 / ランドマーク / 非等方的スケーリング / 局所記述子 / 統計的パターン認識 / 線描画 |
研究成果の概要 |
線画・輪郭線などの形状を有限個の点で表現し,それらの点の配置の幾何学的な特性を考慮して形状を分類するための手法を研究した.幾何学的な特性を考慮した分類というのは,例えば,結果に形状の位置,向き,大きさが影響しないような分類のことである.形状を分類する方法は色々あるが,この研究では,一方の形状ともう一方の形状の点の間の対応づけ(整合)を基に非類似度を計算し,形状を分類するというアプローチをとっている.このようなアプローチには,整合を視覚的に確認できること,分類結果の根拠となる計算を明確に説明できることといった利点がある.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究成果で得られた方法は,手書き文字など特定の種類の形状に対して特化したようなものではなく,線描画や輪郭線なども統一して扱うことのできる用途の広いものである.また,形状の検索,分類,クラスタリングといった様々な解析の手段を与えている. 近年はスマートフォンやタブレットなどタッチパネルを備えた器機が急速に普及してきていることから,研究成果の応用例として,タッチパネルに指を使って描いた線描画をクエリーとしたインターネット上の画像検索システムの開発を考えている.
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