研究課題/領域番号 |
16K00413
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生命・健康・医療情報学
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
小塚 淳 国立研究開発法人理化学研究所, 生命機能科学研究センター, 研究員 (10432501)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 1分子計測 / ロボット / 超解像 / スクリーニング / 1分子計測 / 1分子計測(SMD) |
研究成果の概要 |
1細胞1分子スクリーニング手法を実証するために、3つの哺乳動物の免疫活動に関連した1細胞・1分子計測系を立ち上げた。TLR4-TIRAPシグナル伝達計測系、S1P走化性-分子動態相関計測系、IL6刺激-形質細胞分化in vitro実験系がこれにあたる。そのうち、TLR4-TIRAPシグナル伝達計測系の1分子応答関連の論文が受理された。また、1分子計測の効率化を実現する2つのロボット顕微鏡の試作を行った。1つは、二焦点同時計測により計測効率を向上させる正倒立型顕微鏡、もう一つは、長時間タイムラプス観測を可能にするインキュベーション型顕微鏡である。加えて、開発した顕微システムの論文が受理された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
人工知能支援顕微鏡法に基づき生細胞分析のために開発された自動単一分子イメージングシステムは、系統的な細胞シグナル伝達分析のための自動化単一分子イメージングが実行可能であり、単一分子スクリーニングに適用することができる。また、本研究課題において構築された哺乳動物の免疫活動に関係した1細胞・1分子計測系は、人間の疾病と直接関係が深いので、自己免疫疾患等の薬剤スクリーニングの実証系とても活用できる。したがって生物学的および薬理学的研究への広い貢献が期待できる。
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